稼げないフリーランスがいる現実

特定の会社に専従せず、自らが個人事業主として働く事をフリーランスと言います。個人で働くので嫌な人間関係に悩む事や定年が無い等、魅力の多いフリーランスに憧れる人は多く、現在はフリーランスが急増しています。

しかしフリーランスで年収800万円を超えるのは上位1割程度です。次いで500万~800万が1割程、300万~500万が2割程、残りの6割は300万以下の収入しか得られていないのが現実です。
その上、現在急増しているフリーランスはこのままいくと飽和状態となり、今後はフリーランスの単価が下がる事が懸念されています。そのため、今後の収入に不安を感じるフリーランスは多く、仕事があるうちにと依頼のあった仕事は全て引き受ける人もいる程です。
しかし、職種によってはフリーランスの活躍が目覚ましいものもあります。ただ漠然とフリーランスとして働きたいと思っている人はフリーランスが活躍しやすい職種を選ぶと良いでしょう。
※フリーランスが活躍しやすい職種についてはコチラ→知られざるフリーランスの現実

フリーランスのように依頼を受ける仕事は依頼主の都合で簡単に無くなることがあるので、仕事を引き受ける時は契約書を交わすことが大切です。仕事内容、期限、単価に加え、契約を一方的に打ち切られた場合の違約金について明記しておけば、契約書の期限内は確実に仕事を得る事ができます。
更に世間の評判を気にする企業であれば、契約書として証拠に残る内容に世間体の悪い事は書かないでしょう。よってフリーランスだからと相場より安い金額で仕事を依頼されることも減り、収入のアップも望めるようになるでしょう。
この様に契約書があるだけで仕事として確実な報酬を得ることができるので、今後飽和状態になるであろうフリーランス業界の中で生き残る確率がぐっと上がります。